皮膚科専門医
専門医: 関口麻衣子 先生
- 獣医師、獣医学博士
- 所属学会 : 日本獣医皮膚科学会、アジア獣医皮膚科学会、日本獣医学会
- アイデックスラボラトリーズ(株) 動物皮膚病理診断医
あさ動物病院の皮膚科
こんな悩みはありませんか?
- 慢性的に痒がっている
- 皮膚の状態を何とかしてあげたい
- 他の治療選択肢を検討したい
- 今までたくさんの病院にかかったが良くならない
- 薬を減らせないか相談したい
あさ動物病院では上記のような難治性の皮膚疾患やアレルギー疾患科の検査や治療を強化しています。難治性の皮膚病は薬だけでなく、生活環境の改善や食事、シャンプーやサプリなどの多角的な治療計画を立て、しっかりと経過観察していくことが大切です。飼い主様とより専門的な皮膚治療に一緒に取り組んでいけるように心がけています。
皮膚科専門医の診察を希望される方へ
当院では皮膚科の専門の先生にお越し頂いて、定期的(月1回)に皮膚科の専門診療を行っています。完全予約診療になりますので、必ず事前にお電話でご予約の上、ご来院ください。
皮膚・アレルギーに関するお悩みをお持ちの飼い主様や動物病院の先生も関口先生のセカンドオピニオン相談をお申込みいただけます。
セカンドオピニオンをご希望される方はこちらのフォームより申込をお願いします。
細菌性皮膚炎・膿皮症
どんな病気?
細菌性皮膚炎は動物の皮膚毛包部位に細菌が感染することに起因した皮膚病の総称で、毛包炎や膿皮症などが挙げられます。 原因としては様々な要因が考えられます。 例えば、動物の免疫力が低下、皮膚の機能が低下、飼育環境やストレス等によって、皮膚に常在している菌が増殖して症状を引き起こす場合があります。
どんな治療法?
抗菌剤の使用はなるべく控え(薬剤耐性菌を発生させないようにするため)、薬用シャンプーを主として治療を進めています。 薬剤使用の必要性については獣医師達同士で相談し、使用します。皮膚疾患を抱えてしまう犬は非常に多いです。こじらせる前にぜひ当院に相談を。
アレルギー性皮膚炎
どんな病気?
アレルギー性皮膚炎には、大きく分けて2つの種類があります。ひとつは環境性アレルギー(いわゆるアトピー性皮膚炎)で、もうひとつは食餌性アレルギーです。 主な症状は赤み病変を伴わない皮膚の痒み、好発部位は耳や目のまわり、脇の下や後ろ足の付け根、脚指の間などに起こりやすいとされています。痒くて皮膚を激しく掻くことで赤みを帯びる病変部になることがあります。 アトピー性皮膚炎は主にハウスダストなど、日頃過ごす環境の中に存在するアレルゲンに対して体が過剰反応してしまい、症状として皮膚炎を発症しますが、もともとの体質に原因があると考えられています。
どんな治療法?
アレルギーがあるかどうか血液検査を行い、アレルギーを起こす物質を特定し(食事因子、環境因子)、食事療法、減感作療法、投薬治療などアレルギーに対して様々な治療を行っています。 投薬の際には副作用を最小限に抑えた投薬を行っております。
疥癬
どんな病気?
疥癬症は動物の体表にヒゼンダニが寄生することに起因します。感染した犬や猫から人に感染する可能性のある人獣共通感染症の一つです。伝播力が非常に強く、簡単に感染します。感染動物には強い痒みが起こります。体表には痂皮(かさぶたのようなもの)の形成が特徴的で、皮膚の肥厚や脱毛などもみられます。 病変部を掻くことによって皮膚を傷つけ、細菌による二次感染を併発することもあります。幼若や高齢の動物は症状が重くなる傾向があります。
どんな治療法?
投薬で治療を進めます。治療法は確立されており、確実に治癒できますが、それより大切なのは、疥癬であると早く診断できるかどうかです。 当院では早期発見早期治療に努めております。
初めての方! ご存知でしたか?
獣医師との初回相談(20分)が無料。
初回来院時にカルテ作成は必要ですが、お支払いなくお帰りいただけます。